京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

坂本の初夏その8

里坊と旧家が立ち並ぶ・・・・ちょうど日吉大社の南側にある延暦寺系の学校、比叡山高校の登校時間なのだろ う。里坊の通りや日吉大社の参道を高校生が登校してゆく。

坂本の初夏その7

夏の青空と石垣の白さの対比が美しい里坊風景・・・

坂本の初夏その6

静かな里坊の朝…厳しい暑さの朝の陽が苔むした石垣に美しい陰影を刻む・・・

坂本の初夏その5

里坊集落の中からふと見上げると山頂近くに二棟の社殿があることに気付く。山は比叡山の一部となる山で八 王子山といい、日吉大社の原点となる場所であるという。日吉大社の奥宮である二棟の社殿は三宮宮と牛尾宮 といい、左側の社殿は三宮(下七社):鴨玉…

坂本の初夏その4

現代になって里坊の価値が見直され、再建保存されるようになり、現在里坊は54ヶ寺ある。里坊の美しい景観の 特徴である石垣は穴太衆積みの石垣と云われる。 「石の声を聴き、石に従う」といい、自然石を巧みに組み合 わせて石垣をつくる穴太衆積みの技法は、…

坂本の初夏その3

鶴喜蕎麦の店がある日吉大社の参道から西教寺へ向かう脇道に入ると閑静な世界が広がる。穴太衆積みとい われる端正な石垣と旧家、そして里坊が点在する。「里坊」とは、まず「里坊」の対となる言葉は「山坊」である。 延暦寺は、三塔十六谷と呼ばれるように…

坂本の初夏その2

天台宗比叡山延暦寺は、昔より宮様が座主として御座りになった関係で、京都御所より度々ご来賓が在ったが山 上では食べ物も非常に不自由であり、鶴喜蕎麦が蕎麦調製の為山上に仕出していた。又、比叡山で断食の行を 終えた修行僧たちが、弱った胃を慣らす為に、蕎…

坂本の初夏その1

比叡山延暦寺の門前町として栄えた坂本。山麓の日吉大社の参道には創業300年を誇る入母屋造総二階建て の蕎麦屋の建物がどっしりと構えている。