2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「国盗り物語」は昭和38年8月から昭和41年6月まで「サンデー毎日」に掲載されました。 美濃の斉藤道三、その娘婿の織田信長ならびに斉藤道三の甥である明智光秀の三人の主人公が戦国の世を いかに生き抜いていったかその様を描いています。 斉藤道三は長男の…
いよいよ梅雨明け間近、琵琶湖湖南の里山にもようやく夏が訪れた。
中山道は京都三条大橋から始まり、草津、守山、武佐、愛知川、高宮の宿場町の次がこの鳥居本宿。次の番場、醒井を経て関が原に続いている。 江戸期以前の中山道は東海道に対して山道ゆえ東山道(とうさんどう)と呼ばれ、古代から中世にかけて京(都)と東国…
里山の風景は日本の風景の原点
京都の東山五条に西本願寺の東山本谷御廟がある。東山の懐に優しく抱かれた御廟の中の御影堂裏側一帯 には墓地が広がる。普段は静かなこのあたりも、お彼岸の中日やお盆のときは墓参の人々でにぎわう。 元々西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山で、現在の西本…
愛読書3 「坂の上の雲」の続き 写真上から 秋山好古 秋山真之 日本海海戦 新人物往来社刊 「秘蔵写真日露戦争」より
「坂の上の雲」は昭和43年4月から昭和47年8月まで「サンケイ新聞」に連載されました。明治国家成立後 まだ間もない日本が大国ロシアとの戦争でいかに懸命に戦ったかを、明治の日本帝国陸海軍の創生期、陸 軍に初めて騎兵という戦闘集団を取り入れた秋山好古…
「竜馬がゆく」は昭和37年6月から同41年5月まで「産経新聞」に連載されました。司馬さんの描く坂本竜 馬の人間像は幕末という暗く重苦しい歴史に青春の輝きと明るさを吹き込みました。 ◎私と竜馬がゆく 司馬さんと私との付き合い?は古い。昭和五十年頃東京…
この「司馬遼太郎の世界」は司馬さんの熱烈な一ファンとして、数多くの著作の紹介を中心に作っていき たいと思っています。 司馬さんについて (1923-1996)大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、 『梟の城』で…