四条傘鉾
油天神山
木賊山
綾傘鉾
四条傘鉾 四条傘鉾は、織物の垂りなどをつけた傘と棒ふりばやしが巡行する古い鉾の形態である傘鉾の一つ
で、応仁の乱以前に起源をもち、傘の上には御幣と若松を飾る。明治4年に巡行に加わって以降と絶えていたこ
の四条傘鉾も、昭和60年、町内の人々の努力が実り傘鉾の本体が再興され、昭和63年から巡行に欠かせない
踊りとはやしが復元され、32番目の山鉾として巡行することになった。
油天神山 古くから町内(風早町)に祀られていた天神を勧請して作られた山で、油小路綾小路下ルにあるとこ
ろから、「油天神山」とも、また勧請の日がちょうど丑の日にあたっていたので「牛天神山」とも呼ばれる。
綾傘鉾 綾傘鉾は、山鉾の非常に古い形態を残している傘鉾の一つで、大きな傘と棒振り囃子の行列として巡
行していた。棒振り囃子は、赤熊をかぶり、棒をもった者が、鉦、太鼓、笛に合わせて踊るもので、壬生村の人々
により奉仕されていた。この綾傘鉾も町内の人々の努力が実り、昭和54年から巡行することになった。