2015-03-15 醍醐寺「五大力尊仁王会」にゆくその9 冬 #写真 上醍醐への登山口にある成身院にお参りして来た道を戻る。金堂の周辺はまた一段と人波が増えていた。 金堂の南に建つ五重塔は醍醐天皇の冥福を祈るために、第一皇子・朱雀天皇が承平6年(936)に着工し、第二 皇子・村上天皇の天暦5年(951)に完成。国宝に指定されている。初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描 かれており、日本密教絵画の源流をなすものといわれている。高さは約38メートルで屋根の上の相輪は約13 メートルあり、相輪が塔の三分の一を占め、安定感を与えている。京都府下で最も古い木造建築物である 五重塔の前の広場に造られた売店ではいろいろな土産物を買い求める人々で賑わいを見せていた。