弁天堂の前の参拝路をゆくと
上醍醐への登山口に着く。
下醍醐から約1時間、山道を登っていくと、
醍醐寺開創
の地である
上醍醐に至る。
上醍醐には、薬師堂(国宝)、開山堂(重文)、如意輪堂(重文)、清瀧宮(せいりゅうぐう)
物が主だから
上醍醐への登山はまたの機会とする。登山口には成身院の建物があり、大勢の人々が参拝して
いた。成身院は昔は女性が此処から山上の諸仏を拝んだことから、通称「女人堂」といわれている。現在の本堂
は江戸初期の再建といわれ、本尊には、山上の
准胝観音の分身が祀られている。本堂前には山側から
不動明