2014-03-02 東海道関宿その1 街道をゆく #写真 関宿は、東海道五十三次の47番目の宿場である。現在は三重県亀山市(もとは関町であったが、2005年1月11 日に亀山市と合併した)。古代からの交通の要衝で、壬申の乱の頃に古代三関[不破関(美濃国)、鈴鹿関(伊 勢国)、愛発関(越前国)]の一つ「伊勢鈴鹿関」が置かれた。江戸時代も、東の追分からは伊勢別街道、西の追 分からは大和街道が分岐する活気ある宿場町であった。古い町並みがよく保存されていて、国の重要伝統的建 造物群保存地区として選定されている。 かつての宿場町の面影が濃厚に残されている数少ない宿場の一つである。田村まつりの帰途久しぶりに訪れ てみた。軒下に残雪を残し、町は静かなたたずまいを見せていた。