によって創り出された祭礼。
4月19日の「宵宮祭」では、神社に神輿(みこし)が飾られ、各町内では曳山に提灯を飾りつけて宵宮ばやしを奏
並木を水口ばやしのリズムにのって巡行し、水口神社へ向かう。
祭礼に曳山が登場したのは1735年(享保20年)のことで、当時は9基の曳山が巡行し、賑わいました。最盛期に
な木の組み合わせや精巧な彫刻を持っている。また、華やかな幕を飾り付けるとともに、屋上に「ダシ」と呼ばれ
る人形をのせて町内を巡行する。その構造上解体はせず、平素より組み上がったままで、各町内に建てられて
いる「山倉(蔵)」に収納されている。現在では、16基が曳山保有町で維持管理され、そのうちの1基が毎年交替
のが残念であったが、それでも祭の熱い雰囲気が雨の町を包んでいた。