京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

17大津祭その1

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今年も大津祭りがやってきた。毎年のようにこの日は大津の町にカメラを肩に出掛けてゆく。飽きもせず毎年同

じような写真を撮るのだが、毎年気持を新たにしてカメラを向ける。今年の大津祭りもまたお付き合い願いたい。

今年の大津祭りは10月7日(土)が宵宮で、翌8日(日)が本祭、すなわち13基の曳山の巡行の日である。今年は

残念ながら宵宮には来られなかったため本祭だけとなった。その本祭の朝、8時過ぎには大津の町に到着。

大津祭りは町中にある天孫神社の祭であり、午前9時に神社に面した通りに13基の曳山が勢揃いして、祭りの

関係役員が神社でお祓いを受けてから各曳山は一基ずつお祓いを受けてから巡行が始まるのである。町中に

入ると丁度石橋山(しゃっきょうざん)が天孫神社に向けて曳かれていくところであった。こうして各町内から曳山

天孫神社前に集合すべく曳かれてゆくのである。前日まで愚図ついていた天候も今朝は祭にふさわしく晴れ

渡り、私も心晴れやかに曳山にカメラを向けるのであった。

大津祭りは湖国三大祭の1つで京町三丁目ある天孫(てんそん)神社の例祭である。江戸時代初頭から行われ

ていた祭礼で、県の無形民俗文化財に指定されている。古くは四宮祭と呼ばれた。本祭当日には、ゴブラン織り

や精巧な金具に飾られた、豪華絢爛な13基の曳山巡行は、コンコンチキチンの囃子とともに、所望場所で巧妙

なからくりを演じながら大津市内を巡行する。