2010-05-05 曳山の美その2 10長浜曳山まつり #写真 江戸時代の中期以降、浜壇と呼ばれる長浜独自の仏壇の様式を確立した元禄時代の名工・藤岡和泉とその一 門の匠の技、国友の鉄砲鍛冶の手による美しい飾り金具の技術が惜しみなく注ぎ込まれ、今に受け継がれる絢 爛豪華な曳山ができあがった。 曳山の二階部分は楼閣造りといい、その見事な建築美とともに、金箔、朱や黒などの漆塗り、飾り金具や重要 文化財指定の見送り幕をはじめとした毛綴れや錦、刺繍の胴幕などによって美しく装飾され、動く美術館とも呼 ばれている。