2010-04-21 京都疎水取水口あたり(大津)その1 京、近江の桜シリーズ #写真 京都疎水 京都の人々は単に「疏水」と呼んでいる。そのほか「琵琶湖疏水」の名もある。 疏水は明治期に琵琶湖から京都に引かれた水路。舟運・発電・上水道・灌漑用水などの目的で作られたが、現 在は京都市に上水を供給するのが主たる目的となっている。 最初に掘られた大津市三保ヶ崎(三井寺の南)から京都市東山区蹴上までの水路を「第一疏水」といい、三保ヶ 崎の取水口から、長等山を第1トンネルで抜け、滋賀県から京都府に入る。 取水口への水路の両側に植えられた桜が満開のこの季節、普段は名刹三井寺の陰に隠れて目立たないこの 場所にも大勢の人々が訪れる。