京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

豊臣秀次公 水争い裁きの像

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近江八幡の街に続く国道八号線の琵琶湖側を並行する一般道路が日野川にかかる橋の北詰めに像が設置されている。橋の右側(川の上流側)に立つ豊臣秀次公、反対側にある三体の座った像が農民である。この像は、道路をはさんで住民達が秀次の話しを聞いているところを再現するような配置になっていて、近江八幡に流れる日野川の水をめぐって農民が争っていたのを、家臣の田中吉政と共に現地を視察し、争いを鎮めた、というエピソードからつくられた像である。近江八幡を治めていた豊臣秀次公が現在にも残るような城下町や八幡堀を整備して善政に努め、住民に名君として慕われていたようである。暗君とか殺生関白と言われ、悲劇的な生涯を終えた秀次公の一面を物語る像である。