2019-09-07 山寺(立石寺)をゆくその2 初夏の奥州路をゆく 根本中堂をお詣りして右にしばらく進むと松尾芭蕉のあの有名な俳句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句碑が建っていた。元禄2年(1689)、おくのほそ道をたどり、今の7月13日に山寺を訪れた松尾芭蕉の句で、門人たちが嘉永6年(1853)に建てた句碑である。その参道の反対側には松尾芭蕉像が立っていた。さらに進むと出羽國山寺総鎮守山寺日枝神社の本殿、念仏堂が続き、鎌倉時代の建立といわれる山門が見えてくる。大仏殿のある奥の院まで続く800段を越える石段の入り口である。