2019-02-17 獅子舞神楽その5 冬 #写真 魁曲ー伊勢大神楽の最後をしめくくる曲。江戸時代、伊勢神宮に参拝を果たした人々は、古市の遊郭で精進落 としの遊びを楽しんだ。この曲は、その古市の賑わいを表現したもので、振袖姿の花魁に扮した獅子が日傘をさ し、伊勢音頭にあわせて、花魁道中を行なう。最後に獅子が舞布の中に顔を隠したかと思うとオカメ(天鈿女命) に早変わりして、見る者を驚かせる。オカメが袖で顔を隠し、恥ずかしそうに獅子に乗って遊び回る。 獅子舞のお面と身にまとう着物の対比に見る者は驚くが、紅い腰巻が艶めかしく、振袖のひるがえる様が美し い。