2018-03-10 椿大神社(つばきおおかみやしろ)の春その1 春 #写真 椿大神社(つばきおおかみやしろ)は三重県鈴鹿市にある神社である。三重県では伊勢神宮・二見興玉神社に 次いで3番目に参拝者数の多い神社であり、2013年には1,455,000人が参拝。猿田彦大本宮とも呼ばれる。猿田 彦大神を祀る神社の総本社とされる。社伝によれば、垂仁天皇27年、倭姫命に下った神託により、猿田彦大神 の墳墓の近くに「道別大神の社」として社殿が造営されたのを創始とし、猿田彦大神の末裔の行満大明神は修 験道の開祖であり、役行者を導いたとのことで、中世には修験神道の中心地となった。なお、現宮司は、行満大 明神の末裔であるという。 境内は苔むした杉の大木が林立し、まことに神々しい雰囲気が漂う神社である。本殿の前に椿の大木がある。 この近くにある鈴鹿の森庭園のしだれ梅を観に来たのだが、梅はまだ開花しておらず、わざわざ鈴鹿越えで鈴 鹿市にき来たのにと失意のうちに引き上げる途中、この椿大神社に寄ったのだが、境内の雰囲気に心を洗われ たような心地になったのであった。