京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

前祭山鉾巡行の風景その3

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巡行の終盤、広い御池通りから両側に町屋が狭る新町通りに入ると、俄然巡行の迫力は増す。巨大な鉾がすぐ
 
脇を過ぎてゆく。荒縄で組み立てられた鉾の土台骨はギシギシと軋み、大きな車輪が大きな音を立てながら進
 
む。頭上を見れば屋根の上にいる屋根方が町屋の屋根に片足をかけて、道路の両側に張られた電線に触れな
 
いように苦心している姿にも緊迫感が漂う。一方沿道の祇園や北野の芸妓さんや舞子さんの華やかな立ち姿も
 
祭の雰囲気を盛り上げる。写真の鉾は「函谷鉾」といって鉾の中でも一番大きな鉾、また新町通りから四条通
 
に出る月鉾にはビルの窓から大勢の人々が顔をのぞかせて見物していた。
 
なお前日のブログで質問のあった件は「孟宗山」という山の胴懸で平山郁夫筆の「砂漠らくだ行(日)」、「砂漠らく
 
だ行(月)」を織り込んだつづれ織りのタペストリ-で、平成20年、21年に新調されたものです。写真は「砂漠らく
 
だ行(月)」で反対側に「砂漠らくだ行(日)」が架けられています。