京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

秋の鯖街道(若狭街道)をゆく 葛川坊村 明王谷を登る

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地主神社の左手にある明王院への参道に架かる朱色の三宝橋、その下を流れる川が穿つ谷を明王谷といい、
 
比良山系の懐に続く。この明王谷に沿った山道は比良山への登山道であり、ここから比良山最高峰の武奈ヶ
 
(標高1214m)まで約3時間の行程である。比良山への登山はこの登山口の他、琵琶湖側から登る登山口が
 
あるがこちらからの登山は登山路が急でいわば上級者向けのコースと云われている。
 
三宝橋を渡れば明王院への参道となるが、右の登山道へと足を踏み入れる。しばらく明王谷を登って登山の雰
 
囲気を味わってみたかったのである。比良山へは若い頃琵琶湖側から何度も登っているが坊村からは一度もな
 
い。高度が上がるにつれ、朽木谷の西側の山が間近に迫ってきてその絶景に思わずシャッターを切り、比良山
 
の懐(といっても山裾のようなものだが)大自然に抱かれてしばし時の流れを忘れる。静寂な空間に時折、鳥の
 
鳴き声が聞こえ、谷川の流れの水音が下からかすかに聞こえてくるのみである。