新名神草津JCTから
信楽方面に続く県道43号線を南下すること15分、大戸川渓谷に入り、急に視界が広くなっ
たころ対岸に赤レンガの建物が視界に飛び込む。大戸川
発電所である。
発電所に水を落とす水圧管路の巨大
なシルエットが急峻な崖に張り付いていて、迫力ある光景を見せている。その水圧管路に沿うようにして植えられ
た桜が満開に咲き誇っていた。地元の人にしか知られていない桜の名所である。
る。
大戸川
路を変え、
瀬田川洗堰付近で
瀬田川(淀川)と合流する。流域は
信楽盆地や大戸川渓谷、太神山北麓。
琵琶湖に注がない
滋賀県の河川としては最大である。数年前工事中止となって話題となった大戸川ダム建設現
場はこの
発電所からもうしばらく上流に行ったところにある。