京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

古都の正月風景その3

四条通から小路を北に曲がり、たつみ橋に向かう。たつみ橋辺りは京都観光の一番のスポットだが、この日はさすがに人影がない。週末には外人観光客で混むはずだ。辰巳明神で手を合わせ、歌人吉井勇祇園を歌った「かにかくに祇園はこひし寝るときも枕のしたを水のながるる」の歌碑を写真に収める。吉井勇は大正、昭和期の歌人でこよくなく祇園を愛したという。吉井勇は「ゴンドラの唄 いのち短し恋せよ乙女~」の作詞者でもある。毎年11月8日吉井勇を偲んでこの碑の前で「かにかくに祭」が祇園甲部お茶屋組合の行事として行われている。