京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

古都の秋(八坂神社から清水寺へ)その4

      

      

三年坂の最後のやや急な石段を登りきると清水寺への参道に出た。人波は三年坂からの人波と東山五条からの五条坂(清水寺への参道)から登ってくる人波がぶつかり、大きなうねりとなって清水寺へと続いている。清水坂をまっすぐに登っていくと見えてくるのが、華麗な仁王門と三重塔。ここは清水寺の正面へと続く観光のメインストリートになっている。清水寺は、京都市東山区清水にある北法相宗大本山の寺院。山号音羽山。本尊は十一面千手観世音菩薩。正式には音羽山清水寺(おとわさんきよみずでら)と号する。もとは法相宗に属していたが、現在は独立して北法相宗を名乗る。西国三十三所第16番札所。洛陽三十三所観音霊場第10から14番札所。境内(敷地面積)は約13万平方メートルある。清水寺法相宗南都六宗の1つ)系の寺院で、広隆寺鞍馬寺とともに、平安京遷都以前からの歴史をもつ京都では数少ない寺院の1つである。また、石山寺滋賀県大津市)、長谷寺奈良県桜井市)などと並び、日本でも有数の観音霊場である。鹿苑寺金閣寺)、嵐山などと並ぶ京都市内でも有数の観光地として有名であり、季節を問わず多くの参詣者が訪れる。また、修学旅行で多くの学生が訪れる。古都京都の文化財としてユネスコ世界遺産に登録されている。