2018-04-01 洛西十輪寺の桜を訪ねてその1 京、近江の桜シリーズ #写真 十輪寺(じゅうりんじ)は、京都市西京区大原野小塩町にある天台宗の寺院。山号は小塩山(おしおざん)。本尊 は延命地蔵菩薩。京都洛西観音霊場第三番札所である。この寺の創建年代等については不詳であるが、文徳 天皇の皇后藤原明子が安産を祈願した寺と伝えられる。また、平安時代の貴族、在原業平がこの寺に隠棲した と伝えられ、「業平寺(なりひらでら)」とも称される。その後応仁の乱などにより寺運が衰え、寛文年間(1661年 ~1673年)花山院定好によって再建された。本堂は1750年(寛延3年)に再建されたもので屋根が鳳輦の形をし た珍しいものである。本堂、茶室、高廊下、業平御殿に囲まれた庭園に植えられている樹齢200年の枝垂桜は、 その名にちなみ「なりひら桜」と呼ばれている。