1934年(昭和9年)に琵琶湖湖南の柳ヶ崎に竣工した近代建築であり「湖国の迎賓館」と呼ばれ、昭和天皇、ヘレン・ケラー、ジョン・ウェインらも宿泊した琵琶湖ホテルが1998年(平成10年)に浜大津へ移転したのち、大津市が敷地と建物を買い取って修復。琵琶湖を望むレストラン、カフェ、多目的ホール、ギャラリー、貸会議室、琵琶湖ホテル博物館などを備えた文化施設にリニューアルされ、2002年にびわ湖大津館を中核施設とする柳ヶ崎湖畔公園が開園した。その時にびわ湖大津館の東隣に造成された面積約5900平方メートルの英国式回遊庭園がびわ湖大津館イングリッシュガーデンであり、目の前に琵琶湖の風景が広がる美しいガーデンである。