京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

びわ湖西の湖の冬その1

      

西の湖(にしのこ)の名前は安土山の西にあることからきており、琵琶湖の東南岸、滋賀県近江八幡市にある湖で現存する琵琶湖の内湖では最大の面積である。面積は2.8キロ ㎡、水深は1.5mの浅い湖である。この一帯は干拓地で、昭和17年までは安土山から北はびわ湖につながっていた。2006年11月1日に鳥獣保護区に指定され、2008年10月30日には琵琶湖のラムサール条約湿地登録エリアに追加された。西の湖は大中之湖干拓地が造成された際に、水域として残った部分である。流入河川は安土川、山本川、蛇砂川および黒橋川で、長命寺川を介して琵琶湖に注ぐ。大中之湖干拓前は周辺の多くの内湖が存在したが、現在ではいずれも姿を消している。60年ほど前までは琵琶湖の一部に位置した。