芸舞子達の纏った黒紋付の色が夏の日差しに鮮やかに映える

八朔の日の祇園にはさまざまな表情がある

梅雨の里山風景

仰木の棚田は、大津市の北、JR雄琴駅から北西へ５ｋｍほどのところにある。前回紹介した高島町の棚田 より山里に近く、棚田の勾配も緩やかであり、そのぶん田んぼが広くおおらかな棚田である。馬蹄形の棚 田風景が面白い。

平成11年に農林省が認定した「日本の棚田100選」に選ばれた高島町の棚田。 この地に初めて人が住み着いたのは、日本列島に稲作文化が伝えられた頃(約二千数百年前の縄文時代)と いわれており、室町時代には現在の集落が形成されていたものと考えられている。…

山の急斜面に造成された棚田。耕作面積が限られた日本の農耕事情と農民の勤勉さに根付いた棚田は一方 では卓越した土木工事の技術を必要とする。急斜面に階段状に水田を開くため地すべりしないように堅固 な石垣や土盛りの技術が欠かせず、また山の上に揚げ…

比良山系の山すそに広がる棚田

狼川、草津市を流れて琵琶湖に注ぐ。 名前に似ず、小さな優しい川だが、昔から流域の田畑を潤してきたのだろう。住宅地化が進むこの辺りの 里山風景を何とか守ろうとしている狼川がけなげに見える・・・

草津市南笠町の里山に夕日が傾く。農作業を終え家路につく二人の年寄りに声をかけてみた。指を指し て、あすこに見える公民館の場所も昔は池だった。何もかも変わってしまったと、年寄りの一人が語って くれた。周囲にカメラを向けるわたしの姿を見て、面白…

皐月の太陽としては暑すぎる強い日差しに夏の予感を感じさせる。

湖南里山夏の予感

急激に駅前開発が進むＪＲ南草津駅周辺。開発に伴い田畑が年々減少し、里山の風景は変貌する。だが場 所によってはこれからも残ってほしい、昔懐かしい里山の風景が心に安らぎを与えてくれる。

線路の向こうのパチンコ店の建物の色と里山風景との不思議な調和。

いつも通勤で利用するＪＲ琵琶湖線の駅の西側に田んぼが広がっている。車窓からの眺めはいつも変わら ないが、一度写真に撮りたいと思っていた。 駅の高架の道路道から線路をくぐって西側に出て、あの住宅の横の道に出るにはどの道を通っていけばい いのだろ…

朝から雨が続くＧＷのある日、近くの里山に出かけてみた。静かな休日の午後、田植えを待つ棚田が雨に 煙っていた。

菜の花畑とレンゲ畑。懐かしい里山の風景・・・

里山風景その２

４月の里山、ようやく春が訪れ、自然の万物に新しい命が宿す季節がきた・・・ 田圃は来るべき田植えのそのときをを静かに待っている。

桜の季節を終え、京都大原の桜も葉桜となり、これから新緑の季節を迎える。

中山道は江戸日本橋を起点とし京都まで132里（約530km）の道程で、ここには69の宿場が設けられてい た。本州の中部山岳地帯を縦断し、木曽を通っていたことから別名を「木曽路」とも「木曽街道」とも呼 ばれていた。 中山道69宿のうち木曾谷には11の宿場が置…

宿や村の庶民に法令を徹底させる手段として高札場が設けられていた。高札場の管理は厳重で、古くなっ て墨文字が薄くて墨入れを必要とするようなときでも藩の指示を待たねばならなかった。 現在馬籠では当時の場所に忠実に復元してあるが、その内容は正徳元…

馬籠宿から馬籠峠まで中山道を歩いてみた。人影は少なく老婆の姿が印象的だった。

馬籠宿にはかって旅籠として使用されていた建物が多く残されている。

築城４００年を迎えた彦根城大手門あたり

石垣と桜

天守閣からのながめほか

太鼓門櫓の桜ほか

玄宮園の桜

内堀の桜

桜と猫と釣り人と・・・静かな湖北の春のひと時