2019-02-06 節分の日の風景その1 冬 #写真 節分の日、野洲の兵主大社にお参りに出掛けた。例年節分は京都の吉田神社への参拝が恒例であるが、 午後から雨模様となる予報であり、遠出はやめて野洲の兵主大社にお参りしたのである。 兵主大社は八千矛神(やちほこのかみ)(大国主神)を主祭神とし、「兵主」の神を祀る神社は日本全国に約50社 あるという。中世には、「兵主」を「つわものぬし」と読むことより、武士の厚い信仰を得た。中でも源頼朝・足利尊 氏による神宝の寄進・社殿造営があり、社宝として残されている。また、江戸時代には、徳川将軍家から社領の 寄進を受け、厚い保護を受けたという。楼門は滋賀県県指定有形文化財、本殿は野洲市指定文化財となってい る。節分の豆まきが行われる午後三時まではまだ時間もあり、境内は閑散としていた。