京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

塔のへつりその1

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大内宿を後にしてこの日最後の訪問地、「塔のへつり」に向かう。

塔のへつり」は、福島県会津地方の南会津東部を流れる大川が形成する渓谷で、大川羽鳥県立自然公園の

一角を占める景勝地である。 「へつり」とは会津方言で、川に迫った険しい断崖のことをいう。1943年(昭和18

年)、河食地形の特異例として国の天然記念物に指定されている。一帯は第三系凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩な

どが互い違いになっており、その軟岩部が長年の歳月による侵食と風化の作用によって形成された柱状の断崖

である。一帯は樹木に覆われており、新緑や紅葉の頃は一際美しい。全長200mにわたって、大規模な奇岩が整

列している。主なものには屏風岩、烏帽子岩護摩塔岩、九輪塔岩、櫓塔岩、獅子塔岩、鷲塔岩などがあり、こ

れらの岩を巡るように通路が彫られているが、経年による崩落等のため、吊橋を渡している舞台岩周辺以外は

立ち入り禁止となっている。