大内宿を後にしてこの日最後の訪問地、「塔のへつり」に向かう。
年)、河食地形の特異例として国の天然記念物に指定されている。一帯は第三系凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩な
どが互い違いになっており、その軟岩部が長年の歳月による侵食と風化の作用によって形成された柱状の断崖
である。一帯は樹木に覆われており、新緑や紅葉の頃は一際美しい。全長200mにわたって、大規模な奇岩が整
れらの岩を巡るように通路が彫られているが、経年による崩落等のため、吊橋を渡している舞台岩周辺以外は
立ち入り禁止となっている。