京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

岐阜の町をゆくその1


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今年の桜の季節はあっという間に咲き、愛でる間もなく終わろうとしている。そんな時期に何十年か振りに岐阜

の町を訪れた。 

岐阜は戦国時代には金華山の麓の旧岐阜町が斎藤道三織田信長の城下町として栄え、江戸時代には幕府

の直轄地のちに尾張藩領となり岐阜奉行所が置かれ、岐阜四十四町からなる商工業の中心地として栄え、南

部の旧加納町が中山道加納宿の宿場町、加納藩の城下町として栄えた。岐阜市岐阜県の南部に位置し、濃

尾平野の北端に当たる。北部には山林を有し、南部には市街地が広がっている。また市内を横切るように、北

東から南西にかけて長良川が流れており、市の大部分は長良川と支流の扇状地と自然堤防地帯にあたる。こ

長良川は日本三大清流の一つと言われる。金華山(旧名稲葉山)は、岐阜市内にある標高329mの山で、この

頂上に稲葉山城(後の岐阜城)がある。

JR岐阜駅の駅前に立つと金色に輝く織田信長銅像が迎えてくれる。駅前は高層ビルが立ち並び、県庁所在

地としての風格を漂わせていた。駅前から路線バスに乗って岐阜公園前で下車した。岐阜歴史博物館のある岐

阜公園は金華山の麓にあり、色とりどりのチューリップに囲まれた公園の噴水が私どもを迎えてくれた。初夏を

思わせる眩しい空を見上げると、岐阜城天守閣の甍が陽の光の中で輝いていた。