京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

洛西十輪寺の桜を訪ねてその4

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なりひら桜を見下ろす格好の場所に在原業平の墓があった。

在原業平(ありわらのなりひら)は、平安時代初期の貴族・歌人平城天皇の孫。贈一品・阿保親王の五男。官

位は従四位上蔵人頭・右近衛権中将。六歌仙三十六歌仙の一人。別称の在五中将は在原氏の五男であった

ことによる。全百二十五段からなる『伊勢物語』は、在原業平の物語であると古くからみなされてきた。

十輪寺在原業平が晩年住んだといわれる寺で、業平寺とも言われる所以である。業平は寺の裏山に塩竈

築き難波の海水を運んで塩焼く風情を楽しんだという。その塩竈が復元されている。毎年11月23日に在原業平

を偲んで「塩竈清めの祭」が行われている。法要は当山古来の秘法、密教加持で紅葉を焚き、塩で封ずる念法

という。