ろ、国道が一番湖岸よりを縫って走っている場所に白鬚神社があり、琵琶湖に向いて建てられた本殿に正対し
て湖上に鳥居が立っている。この鳥居を通して初日の出を拝むことができることから、元旦の未明から明け方に
かけてこの辺りの国道はマイカーの列が出来る。以前その初日の出を拝むためこの場所にやってきたが、駐車
の列が長く伸びていて、ずいぶん北の方に駐車したことがある。もっとも元旦は雨で初日の出は見られなかった
が・・
この正月の7日に琵琶湖を時計回りに一周すべく、まず最初に訪れたのがこの白鬚神社であった。白鬚神社
前段省略
この漁港から湖岸をわずかに北へ行くと、山がいよいよ湖にせまり、その山肌を石垣でやっと食いとめていると
いったふうの近江最古の神社がある。白鬚神社という。
「正体は猿田彦也」
族の一大文明世界の風景が、虹のようなきらびやかさをもって幻想されるのである。
後段省略
正月にふさわしい静かな風景である・・・