祇園祭宵山の白川

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も祇園祭の日がやってきた。例年なら7月に入ると10日のお迎え提灯や御輿洗い、山鉾の組建て、そして16

 

日の宵山、17日の山鉾巡行等京都に何度となく足を運ぶが、今年の祇園祭はいろいろと忙しかったため、結局

 

宵山と翌日の山鉾巡行の二日しか行くことができなかった。だから自分自身今年の祇園祭については消化不良

 

の感があり、ご紹介する写真も例年に較べて少ない。ご容赦願いたい。

 

祇園祭の時はいつも地下鉄の東山で下車して白川を南下して八坂神社を抜けて四条通を西に向かうのを常とし

 

ている。だから祇園祭宵山の白川の風景からご紹介していきたい。

 

昨年から過去28年間継続して白川の夏の風物詩として地域の人々に親しまれた「白川子どもまつり」が7年ぶり

 

に復活した。開催日は8月の第一日曜で、三条通の白川橋から下流の知恩院橋までの白川のせせらぎで、放流

 

された金魚や鰻を子供たちが川に入って魚捕りに興じるのである。今年は8月の第一日曜は7日であるが、すで

 

に川には横断幕や提灯が張られていた。今年例年より早く梅雨明けとなった京都は宵山のこの日、とりわけ蒸し

 

暑く、水遊びを楽しむ子供たちの姿が柳の木の間に見え隠れして涼を呼んでいた。