2011-04-02 唐招提寺講堂 白鳳伽藍(薬師寺・唐招提寺) #写真 手前左が金堂、奥が講堂、右が鼓楼 手前右が東室、真ん中が鼓楼、その左奥が講堂 手前左が講堂、奥が東室、右が鼓楼 本尊弥勒如来坐像(重文、鎌倉時代) 持国天立像(重文、奈良時代) 増長天立像(重文、奈良時代) 唐招提寺講堂、国宝。入母屋造、本瓦葺き。正面9間、側面4間。平城宮の東朝集殿を移築・改造したもので、天 平宝字4年(760年)頃、平城宮の改修に伴って移築された。東朝集殿は、壁や建具のほとんどない開放的な建 物で、屋根は切妻造であったが、寺院用に改造するにあたって、屋根を入母屋造とし、建具を入れている。鎌倉 時代の建治元年(1275年)にも改造されているが、奈良時代宮廷建築の唯一の遺構として極めて貴重である。 堂内には本尊弥勒如来坐像(重文、鎌倉時代)と、持国天、増長天立像(重文、奈良時代)を安置する。1970年 に新宝蔵が完成するまでは、堂内に多数の仏像を安置。