鑑真和上御影堂
鑑真和上御廟・・・境内の北東の奥まった静かな場所に位置する鑑真和上の
墓所。
御影堂・・・境内の北側、御廟の西側に位置する土塀に囲まれ、ひっそりとした
瀟洒な建物。元は、
興福寺の別
当坊だった一乗院宸殿の遺構で明治以降は県庁や
奈良地方裁判所の庁舎として使われたものを昭和38年(19
64)移築復元された。
現在は、鑑真和上坐像(国宝)が奉安されており、昭和46年から57年にかけて
東山魁夷画伯が描かれた、鑑真
和上坐像
厨子扉絵、ふすま絵、障壁画が収められている。鑑真和上坐像は毎年6月6日の鑑真和上の命日に行
われる開山忌の前後三日間のみ開帳される。