2009-11-04 炎 その6 鞍馬の火祭り #写真 松明を担いだ子供たちの姿が消えると今度は若者達の登場である。若者達は、裸に朱子の締め込み、化粧 回しをして両手の部分しかない襦袢をつけ、船頭小手、脚袢、黒足袋、武者草鞋に身をかため、逆鉢巻に 白布の肩当をし、南天の枝を挿している。上半身は船頭、下半身は関取、足下は飛脚を真似て、それぞれ の優れた所を取り入れたと云われており、風俗として興味深いものがある。大きな松明を担いだ若者たち も「サイレイヤ、サイリョウ」のかけ声を張り上げて練り歩く。