舞鶴湾の奥深くにある舞鶴港。古来より北前船の寄港地とも知られ、日本海側でも有数の商業港として栄
えていたが、明治時代に日本海側唯一の海軍鎮守府舞鶴鎮守府が開府し、軍港として飛躍的に発展した。
明治36年12月日露戦争開戦前この舞鶴鎮守府の初代司令長官であった東郷平八郎は連合艦隊の司令長官に
就任。日露戦争中すべての艦船はこの舞鶴港から出港した。現在は海上自衛隊舞鶴地方総監部があり、海
上自衛隊護衛艦隊舞鶴基地にはイージス艦が所属しているが、残念ながらこの日はイージス艦の雄姿を見
る事はできなかった。