曳山巡行その３

　　　　　

　　　　　　

　　　　　　

次の曳山が湯立山 (ゆたてやま)｡天孫神社の湯立ての神事は、この山が捧げるといい、山の形は天孫神社をかたどり、廻りはその回廊を真似ている。からくりは、祢宜（ねぎ）がお祓いをし、市殿（いちどの）が笹で湯を奉り、巫女が神楽を奏する。その次にやってきたのが西宮蛭子山 (にしのみやえびすやま)。からくりは、えびすさんが鯛を釣り上げる所作。 この所作から俗に「鯛釣山」と呼ばれている。鯛を釣り上げたえびすさんに商売繁盛を祈る。