京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

近江妙連ハスその1

      

開花した妙連ハス(インタ-ネットから転記)

滋賀県守山市に在る近江妙連公園の大日池と瑞蓮池では,この時期全国的にも珍しいハスの1種である近江妙連が咲いている。このハスはインドを源とするハスの突然変異種で、600年以上前から滋賀県守山市川田町田中地区の大日池で,田中家代々に守られて来たハスのことで,昭和40年近江妙蓮と大日池が滋賀県天然記念物に指定され,同50年にこの近江妙蓮が守山市花に制定された。近江妙連は,花びらの先が赤くなる通常のハス<常蓮>が八重化し,1本の茎に,花びらの数2,000~5,000枚,花の数2~12もの花が咲く特殊なハスである。また,常蓮は開花を繰り返し4日で散るのに対し,この妙連は一旦開花すると閉じることはなく,外側の花弁を少しづつ散らしながら20日近く咲いています。その後は,頭を垂らすようにして,立ち枯れる。

この日残念ながら妙連ハスはまだ開花していなかったが気品に満ちたハスである。