京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

小岩井農場その2

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一本桜に別れを告げ、小岩井農場のゲ-トに車を走らせた。農場に一歩入ると広大な東北の大地が広がっていた。岩手山の山頂が雲から顔を出して暖かく迎えてくれる。

この小岩井農場のある雫石という地名は東北の豊かな恵みを与えてくれる地名であると同時に、かつてのあの忌まわしい事件を思い出させる場所である。1971年(昭和46年)7月30日に発生した全日空機雫石航空事故(空中衝突)である。岩手県岩手郡雫石町上空を飛行中の全日本空輸ANA)の旅客機と航空自衛隊の戦闘機が衝突し、双方とも墜落した。自衛隊機の乗員は脱出に成功したが、機体に損傷を受けた旅客機は空中分解し、乗客155名と乗員7名の計162名全員が死亡した。 1985年(昭和60年)8月12日に日本航空123便墜落事故が発生するまで、日本国内の航空事故としては最大の犠牲者数を出した事故であった。 「雫石事故」は今年の7月30日に五十回忌を迎えた。