2010-08-16から1日間の記事一覧
暖簾、家紋入り垂れ幕、簾は祇園になくてはならないもので京都らしさを演出する。とくに暖簾をくぐるときの舞妓 さん、芸妓さんたちの何気ないしぐさ、手の動きが可愛くもあり、洗練された美しさでもある。
漁港から吹き上げてくる熱波のせいであろうか、風通しの悪い山道は蒸し暑く、吹き出した額の汗が目に沁み る。首に巻いたタオルで拭こうと顔をあげた途端、墓地が目に飛び込んできた。照りつけられた夏の日の中、草 いきれと熱せられた墓石に陽炎が立つよう…
舞妓さんや芸妓さんが歩いていない場所にはカメラ愛好家の姿も少なく、ファインダーから覗いた真夏の昼前の 祇園風景には風情が漂う。二階にすだれが架かるこの通りは「祇園新橋」といい、伝統的建造物群特別保存地 区として伝統的な祇園の情緒を今に残す一…
小さいながらも整然とした気持のいい、静かな沖島の漁港である。港に降り立って右のほうへ歩いてゆくと「ケン ケン山」への登り口という表示が出ていた。山に登れば見晴らしが開けて島の様子も分かるに違いないく、民家 の裏庭を通り抜けて行くような小路を…