2018-12-11 常寂光寺秋の彩りその3 秋 #写真 本堂は 安土桃山時代の大名小早川秀秋の助力により、伏見城の客殿を慶長年間に移築された。本堂を過ぎて 少し坂道を上ってゆくと紅葉の樹間から美しいシルエットが見えてきた。 国の重要文化財である多宝塔である。 元和6年(1620年)8月建立された。高さ12m、方三間、重層、宝形造、檜皮葺である。多宝塔の裏手の一段と小 高い場所に立つと嵯峨野から右京区一帯が一望できた。紅葉の艶やかさに溶け込んだように見える鐘楼も美し い姿を見せていた。