2017-04-25 湖北海津大崎の春その2 京、近江の桜シリーズ #写真 湖北海津大崎の湖岸は波食によってせり出した岩礁地帯で、青く澄んだ湖面とその湖面に落ち込むように東山 を主峰とする山稜が急をなす様子は、湖南側の優美さとは異なり荒々しい男性美を見せてくれる。 桜並木のソメイヨシノは1936年(昭和11年)6月に大崎トンネルが完成したのを記念して植樹されたものであり、 多くの桜の樹齢が70年を過ぎた老木で、樹勢の弱まった木もあるがそれでもその美しさには圧倒される。 海津大崎の桜並木は湖北に春の訪れを告げる千両役者といっていい。