4年(711年)6月1日に初めて献氷の勅祭が興され、以降毎年4月1日より9月30日まで平城京に氷を納めた。
期になって、現在の地に奉遷され、左右2神を併せ三座となった。社殿が建立されたのは建保5年(1217年)とさ
および社頭所禄、三方楽所料2千石などの一部によって行われたが、明治以降はこの制度も廃止され、氏子と
冷凍氷業界の奉賛により維持される形になっているという。
毎年5月1日に行われる献氷祭は奈良時代、春日野に氷池や氷室を設け、氷の神を祀り、春迎えとして順調な気
候と豊作を祈願する祭りが営まれていたのに因み、全国各地から製氷・販売業者が参列し、業績成就を祈願す
る祭りであるが業界繁忙な6月を避けて5月1日に行われている。神前に花氷や鯛の結氷などの花氷3基、氷柱6