2016-07-06 中山道 鳥居本宿 京・近江の四季 この10年・・・ #写真 中山道は京都三条大橋から始まり、草津、守山、武佐、愛知川、高宮の宿場町の次がこの鳥居本宿。次 の番場、醒井を経て関が原に続いている。 江戸期以前の中山道は東海道に対して山道ゆえ東山道(とうさんどう)と呼ばれ、古代から中世にかけ て京(都)と東国を結ぶ重要な官道であった。天下人となった徳川家康は慶長六年(1601)東海道 の整備に取り組み、翌年中山道の整備に着手。 鳥居本宿は中山道の宿場町であるとともに北国街道の起点でもあり、米原、長浜、木之本を経て北陸の 福井、金沢に続く。二つの街道が交わる鳥居本はかっては旅人の往来で殷賑を極めた町であった。いま もわずかにその面影を残している。