京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

浄土宗安楽寺その1

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哲学の道銀閣寺に向かってしばらく歩くと安楽寺(あんらくじ)の案内板が見えてくる。法然院の南、東山三十六

峰の一つ第14峰の善気山(ぜんきざん)麓に、安楽寺はある。一帯は鹿ヶ谷(ししがたに)と呼ばれる。山号は住蓮

山(じゅうれんざん)という。別名「松虫鈴虫寺」ともいう。法然の念仏道場。後鳥羽上皇の女御松虫と鈴虫が、法

然の弟子住蓮と安楽の説法に感化され、ひそかに出家して上皇の怒りをかい、二僧は断罪に、法然も流され

た。寺は二僧の菩提を弔うため1681年(延宝9)に創建。住蓮と安楽、松虫と鈴虫の木像や石塔が悲劇を伝え

る。春と秋に特別公開される。7月25日の中風まじない鹿ヶ谷かぼちゃ供養は有名。浄土宗系単立。建立は1207

年(建永元年)。今特別公開されている安楽寺のギャラリーでは鶴田一郎の個展が開催されている。鶴田 一郎

は日本のグラフィックデザイナー・画家。独特のタッチで描かれた日本女性の美人画で有名であり、かつてノエビ

アのCMで長く起用されたことでも知られる。近年は美人画のみならず、現代の鶴田流琳派をテーマに「雪」「月」

「花」「海を渡る」などの大作にも挑んでいる画家である。