京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

湖北鶏足寺の紅葉その1

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鶏足寺奈良時代行基によって開かれ、最澄が再興したと伝わる己高山の寺院の1つ。室町期には僧坊百二

十字を擁する大寺院となり、湖北仏教文化圏の中核として隆盛を極め、小谷城主浅井家三代、次いで豊臣家の

祈願所となる。だが地理的悪条件から次第に衰退し、最後に残った本堂も昭和8年に焼失する。

現在、鶏足寺と呼んでいるものは、以前は飯福寺いわれ735年に行基が開基した古寺で鶏足寺の別院であっ

た。例年11月中旬から下旬にかけて、約200本ものモミジを中心にした古木が色付き、静かな境内を鮮やかに染

める。舞い落ちた紅葉が作る赤い絨毯を敷いたような光景は見事である。