曳山山飾り「弁慶と牛若丸」 茶わんと皿を組み合わせた灯篭
年ぶりにされた。茶わんやつぼの陶器と人形、武具などで飾った三基の曳山(ひきやま)が巡行し、小中高生に
よる稚児の舞や花傘踊りなども披露される。茶わん祭は上丹生区の陶器の名工が、神に感謝して飾りを付けた
作品を奉納したのが起源とされ、平安末期までさかのぼることができるという。現在は、区の115戸316人全員で
組織する「丹生茶わん祭保存会」が5,6年ごとに開催している。曳山に付ける高さ約7メートルの山飾りは、歌舞
伎や伝説から芸題を選び、陶器や人形などで物語を表現している。山飾りは昨年12月からロープや金具を使わ
そんな5年ぶりの祭に賑わう上丹生の、普段は静かな山里を訪れた。