1747(延亨4)年に建てられた茅葺の楼門の前の「なんじゃもんじゃの木」は、4月の終わり頃から5月の半ばに
かけて、まるで季節はずれの雪が降り積もったかのような、真っ白な花を咲かせる。昔、名前がわからない木を
「何の木じゃ」と言っていたのが「なんじゃもんじゃ」になったという。立て札にも書かれているように正式名称は
「ヒトツバタゴ」といい、もくせい科の落葉樹で日本において本種は希少種のひとつであり、絶滅危惧種に指定さ
れているという。境内全域を「神々しい 鎮魂沙沙貴の杜 近江 百華苑」 として、四季折々の花々が咲き乱れ、
人々の目を楽しませてくれる。 「なんじゃもんじゃ」を見るために訪れたのであるが残念ながら今年は開花が遅
れているという。