京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

沙沙貴神社その1

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沙沙貴神社(ささきじんじゃ)は滋賀県近江八幡市安土町常楽寺にある神社で、延喜式内社で奈良・平安時代
 
に、蒲生・神崎両郡の大領をつとめた豪族狭々城山君(ささきやまぎみ)が祖神を祀ったのがその始めと伝える。
 
宇多源氏を称する佐々木氏が勢力を拡大する過程で狭々城山君の子孫は佐々木氏と同化していったようであ
 
る。現在、佐々木氏の子孫は全国に三百万人いるといわれ、京極・黒田氏などの旧大名や旧財閥の三井氏、日
 
露戦争の二〇三高地の戦いで知られる乃木希典大将なども子孫の一人で、境内社として乃木大将も祀られて
 
いた。 安土は、戦国時代織田信長安土城を築いた地でもあり、沙沙貴神社からJRの線路をはさんで琵琶湖
 
川の安土山に、信長の築いた安土城の石垣が戦国の名残りをとどめている。
 
敷地7000坪。本殿、透塀、中門、権殿、拝殿、楼門、東廻廊、西廻廊の8棟は平安・鎌倉時代の様式で江戸時代
 
に建立。いずれも滋賀県指定有形文化財。楼門の両側にある高張り提灯の神紋は「七つ割四つ目結」といい、
 
佐々木氏の家紋でもある。