京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

東近江 太郎坊宮の晩秋

イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
イメージ 6
 
イメージ 7
 
イメージ 8
 
太郎坊宮(たろうぼうのみや)  滋賀県東近江市にある神社である。太郎坊宮、通称太郎坊阿賀神社。欽明天皇
 
(539-571年 第29代天皇)の時代、聖徳太子箕作山瓦屋寺を創建したときに霊験があって創建されたと伝
 
える。後に伝教大師最澄)が参篭し、社殿・社坊を献じたという。山岳信仰の霊地として多くの修験者が参篭し
 
た。その修験者の守護神とされたのが「太郎坊の天狗」で、現在も神社の守護神とされる。太郎坊の天狗は京都
 
鞍馬山の次郎坊の兄で「太郎坊さん」で親しまれる勝運授福の杜。
 
太郎坊宮の鎮座する山を太郎坊-別名赤神山(350m)といい、その北側にあるのが箕作山(374m)、麓から太郎坊
 
山を眺めてみると巨石で造られた山という印象で本殿の周りには岩座と呼ばれる巨岩、怪石が散在している。本
 
殿前にある夫婦岩という巨岩は、神力によって左右に開いたといわれ、巨岩信仰の中心となる岩で、この前を嘘
 
つきな人が通ると途端に岩に挟まれてしまうという。 本殿前の展望台からは、四季折々に移り変わる蒲生野の
 
景色や、東には鈴鹿連峰を始め、天候の良い日は青山高原が、南には甲賀・湖南地域や遥か奈良県の山並
 
が、西には比叡山や琵琶湖等の景観が楽しめるため、多くの人が訪れるが、特に秋の太郎坊宮の紅葉が美し
 
い。