京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

銀閣寺の夏その5

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銀閣は、足利義政の山荘東山殿に造営された観音殿のことで、義政の祖父・3代将軍義満が建てた金閣と対比
 
されて用いられる通称である。金閣飛雲閣西本願寺境内)と併せて「京の三閣」と呼ばれる。1489年(延徳元
 
年)に上棟されたことがわかっており、同年をさほど隔てない頃に完成したと思われる。
 
重層、宝形造、杮葺(こけらぶき)で、平面は長方形で正面8.2メートル、奥行7.0メートル。初層の「心空殿」は住
 
宅風、上層の「潮音閣」は方3間(柱間の数が正面・側面とも3つ)の禅宗(唐様)の仏堂で観音が安置されてい
 
る。書院造につながる和風の住宅風意匠が取り込まれており、東山文化の代表的建築物である。
 
大文字山への登山が出来なかったこの送り火の日、思いがけもなく夏の銀閣寺を訪れることができた。秋、紅葉
 
の頃にもう一度訪れたいと思うが、大勢の観光客で人影の入らない写真を写すことはおそらく無理に違いない。
 
でもまた、訪れてみたい。