京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

近江八幡長命寺港

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沖島、言葉の響きにはなんとなく豊かさと哀しさと歴史の重さが感じられる。滋賀県近江八幡西国三十三箇所
 
第三十一番札所で有名な長命寺の北、沖島町から2キロばかりの沖にある琵琶湖最大の島である。
 
沖島は四季の折々湖岸から眺めてはきたがまだ一度も渡ってはいない。今年1月思い切って行ってみようと思
 
い、連絡船の時間も調べて沖島の対岸の堀切港までいったが、突然雪が激しく降り出し断念した経緯がある。
 
( そのときのブログ   http://blogs.yahoo.co.jp/sna65954/50095071.html) その後新聞で近江八幡の小学生が
 
毎日船で島の小学校に通学、無事卒業したとの記事を見て、ますますその小学校を見たくなり、沖島への思い
 
が強くなりようやく今回のカメラ紀行となったもの。
 
堀切港にはいつも湖岸道路を北上して、長命寺港から、水ヶ浜を経て行くから、まず長命寺港から紹介してゆき
 
たい。この港もいままで幾度となく紹介しているからお馴染みの風景であるがご容赦願いたい。
 
先ほどの小学生はこの長命寺港から毎日通学した。実は沖島への連絡船はこれから向かう堀切港からしか出
 
ていない。毎日通学のため島から送り迎えの漁船を出したという。島の小学校で学びたいというその小学生の
 
強い願いと過疎化に悩む島民の思いが一致したのだろう。
 
夜半の漁を終えた漁船は夏の太陽を精一杯明けて白い船体を輝かせていた。港に停泊する漁船の前に取り付
 
けられた網は「あゆスクイ漁」の網である。