京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

走馬(はしりうま)・下鴨神社糺の森馬場

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葵祭の起源は、欽明(きんめい)天皇朝、暴風雨の害が賀茂神の祟(たた)りによると占われたので、4月吉日を
 
選び、馬に鈴をかけ走駆させ祭ったところ、五穀成就豊年を迎えたことに由来するという。賀茂祭に走馬(はしり
 
うま)の行われるのもこれに基づくという。行列は下鴨神社に到着、勅使の祭文(さいもん)奏上などの儀式があ
 
り、神馬(しんめ)の引き回し、舞人の東遊あずまあそび)奏舞などが行われ、祭馬を疾駆させる走馬(はしりう
 
ま)が催される。
 
下鴨神社の南に広がる「糺の森」は賀茂川と高野川の合流地点の三角州に発達した原生林で古代の山城国
 
名残をとどめている自然環境とされ、で、およそ12万4千平方メートル(東京ドームの約3倍)の面積がある。森林
 
の全域が1983年(昭和58年)に国の史跡として指定を受け、保存されている。また、1994年(平成6年)には下鴨
 
神社全域が世界遺産に登録されている
 
森の中、参道に平行して西側に馬場が設けられており、ここで毎年5月3日には「流鏑馬(やぶさめ)神事・平騎
 
射」が行われるかが、5月15日の葵祭の日には祭馬を疾駆させる走馬(はしりうま)が催される。
 
青葉の生い茂った深い森の中を疾走する馬と乗り手に両側の沿道の見物客から拍手と声援が送られていた。